油汚れも自宅で簡単に!正しいコンロの掃除方法
こんにちは!ごえんです。
8月に入り、厳しい暑さが続いていますが、体調など崩されていないでしょうか。
暑さで食欲が湧かないことも多い今の季節だからこそ、暑さを乗り切るためにも栄養のある食事を積極的に取っていきましょう。
そんな毎日の食事の準備の際に、使用することはもちろんのこと、日常的にも使用頻度が高い場所がキッチンですね。
日頃から使用頻度が高いからこそ、特に汚れが溜まりやすい場所でもあります。
そこで今回はキッチンの中でも、なかなか本格的に掃除が難しいと感じる方も多いコンロの掃除方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
【コンロの汚れの原因とは…】
コンロの汚れの原因といえば、どのようなことが原因として考えられるでしょうか。
主に下記の原因が考えられます。
①油汚れ
炒め物や揚げ物をした際に、飛び散った油がコンロに付着し、そのまま放置され時間が経つと、頑固な汚れとして残ります。
②食材による汚れ
調味料がこぼれたあとや、鍋からの吹きこぼれなどが付着した跡が汚れとして残ります。
③焦げつき
食材や油などを使用して調理した際に、混ざりあったものが焦げとして固まり、頑固な汚れとなります。
【コンロの種類】
ご自宅で使われているコンロには、さまざまな種類がありますね。
○ガスコンロ
○IHコンロ
コンロの種類によって、掃除の方法も異なってくるので、まずはお使いのコンロの種類を確認しましょう。
【コンロの掃除に必要なもの】
実際に掃除に取り掛かる前に、コンロ掃除の際に必要なものを各コンロの種類別に見ていきましょう。
○ガスコンロ
①重曹
②中性洗剤
②スプレーボトル
③キッチンペーパー/布巾など
④スポンジ(柔らかい素材)
⑤ゴム手袋
⑥歯ブラシ
○IHコンロ
①重曹
②IH専用クリームクレンザー
③ラップ
④アルミホイル
⑤キッチンペーパー/布巾など
⑥ゴム手袋
【コンロの掃除方法】
では、実際にコンロの掃除方法をコンロの種類別に見てみましょう。
○ガスコンロ
『ガスコンロ天板』
①重曹(ティースプーン1杯分)とぬるま湯(コップ1杯)を混ぜて、スプレーボトルに入れ、重曹水を作る。
☆POINT☆ぬるま湯の方が重曹が溶けやすく、清掃効果が高まります。
②①を汚れている箇所に吹きかけて、しばらく時間を置いてキッチンペーパーなどで拭き取る。
☆POINT☆重曹は肌の弱い方は肌荒れする可能性があるので、ゴム手袋をつけましょう。
『五徳』
・軽い汚れの場合
①重曹スプレーを拭きかけて、時間を置き、スポンジやブラシなどで汚れを落とす。
②汚れを洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
・頑固な汚れの場合
①鍋に重曹(大さじ1)と水(1リットル)を入れて、沸騰させる。
②①に五徳を入れて、10分~20分ほど煮る。
☆POINT☆アルミ鍋は変色の恐れがあるので、必ずステンレスやホーローの鍋を使用しましょう。
③②が十分に冷めたら、スポンジや歯ブラシで擦って、汚れを落とす。
☆POINT☆五徳を取り出す際は、必ずゴム手袋をしましょう。
④仕上げに台所用洗剤を使用し、汚れを洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
☆POINT☆残った鍋の重曹水をシンクに流す際は、流し終わりにサビ防止のため、念のため、台所用中性洗剤でシンクを洗い流しましょう。
『バーナーキャップ』
①バーナーキャップを取り外し、歯ブラシや布巾などで汚れを拭き取る。
②スポンジか布巾などに重曹水か中性洗剤をつけて、洗う。
③洗った後は、水気をよく拭き取る。
○IHコンロ
『IHコンロ天板』
・重曹を使った場合
①重曹(大さじ2)、水(大さじ1)でペーストを作る。
②焦げ付き部分に①を塗って置き、ラップをまとめたもので拭き取る。
☆POINT☆頑固な汚れの場合は、重曹ペーストを塗ってから暫く放置しましょう。乾燥すると効果がなくなるので、上からラップをして乾燥を防ぎましょう。
☆掃除の際は、肌の弱い方はゴム手袋をしましょう。
・IH専用クリームクレンザーを使った場合
①汚れの上に、クリームクレンザーをのせて丸めたアルミホイルでこする。
②濡らした布巾などで拭き取る。
☆POINT☆クレンザーの研磨剤の含有量によってはコンロの表面を傷つけてしまう恐れがあるので、含有率20%のIHコンロ専用のクレンザーを使用しましょう。
【コンロ掃除の際の注意事項】
コンロの掃除方法を見ていったところで、掃除の際に気をつけたいポイントをいくつか見ていきましょう。
○ガスコンロ
・事故防止のために、掃除の際は、ガスの元栓を閉める。
・コンロを傷つけてしまう恐れがあるので、アルミのたわしは使用しない。
・重曹や洗剤の拭き残しは、コンロを傷める原因になるので、注意する。
・バーナー部分は、水気や洗剤がかかると故障の原因になるので、必ず拭き取るよう注意する。
・アルミや鋼、大理石などのコンロは重曹を使用しない。
・ホーローやフッ素コーティングの天板は傷つける恐れがあるので、やさしく拭き取る。
○IHコンロ
・酸性の洗剤を使用しない(IHコンロの汚れの主な原因は酸性なので、酸性の洗剤を使用してもあまり効果がない。もしアルカリ性の汚れ(水垢/石鹸カスなど)を落としたい場合は、『クエン酸』を使用しましょう。)
・天板が傷つく原因となるので、汚れをこすり落とす際は金属ヘラを使用しない。
【まとめ】
今回は、ご自宅で簡単に実践できるキッチンコンロの掃除方法についてご紹介しました。
コンロは油汚れや焦げつきなどの汚れが多い箇所ですので、放っておくと頑固な汚れとなる可能性があるため、日頃からのお手入れが大切ですね。
ご紹介した掃除方法を参考に、定期的な掃除を心がけ、清潔なコンロを保ちましょう。
自宅でも簡単にできるものですので、ぜひ試してみてくださいね。
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